しょうがくせいにっき

しょうがくにねんせいのおんなのこです。妹がいますが、妹が欲しいです。

【前編】なろう系東大生活 ~異常東大生活体験記~(前期課程)

こんにちは、みやこです。

 

突然ですが、そもそもブログというのは自分自身のことを書くものだと知ってましたか?

私は知りませんでした。だって、今考えた嘘だもん。

 

というわけで、東大3年生が終わり、4月からは研究室に配属されるため、ここらで今までの大学生活でも振り返って、†自分語り†でもしようと思います。

隙を見せたお前らが悪いです。

 

※注意※

あまりに長くなったので、前期教養と工学部で前後編に分けます。

この記事では前期課程の振り返りをすることにします。

 

⇩後編はこちら⇩

  準備中

 

 

合格「何って、東大文二に入学しただけだが…?」

2021年度に文科二類に入学しました。

今でこそ、「システム創成の王、システム創成キング」をやらせてもらっていますが、大学に入ったときはキラキラの文科生かつピッチピチの1年生でした。キラキラでピッチピチでした。

受験生時代は、数学・世界史・日本史が得意な普通に文系高校生をしていたので、ごく自然な行動だったと思います。あと頭は良かったと思います。普通に東大模試で全国2位とか3位とかだったので。

文二を選んだ理由は、よく覚えていませんが「おかね~~」みたいな理由だったと思います。バカですね。

この頃の自分は未知の大学生活に期待を膨らませていたことと思います。無知が一番幸せですからね。

 

 

1S「何って、普通に大学生活を送っているだけだが…?」

初めての大学生活はさすがに不安だったので、全てを行いました。

元々、膨大な情報を食って生きているような人間だったので、東大の学務システムや授業情報を漁ることには特に抵抗がなく、いわゆる情強として1Sは特に不自由なく過ごせたと思います。

また、交友関係についても、出身高校が有名進学校(筑駒)だったため、その友人関係を大体引き継いで平穏無事に過ごせていました。1つ変わった点があるとすれば、講義が原則オンラインだったことくらいかと思います。

この頃までは普通に大学生できていたのではないでしょうか。

 

成績については、割と平凡であり、

 優上:6単位

 優 :15単位

 良 :6単位

 他 :なし

計27単位でした。

語学があまり得意ではなかったので、ALESAや古典日本語などが足を引っ張った感じですね。

受験期から歴史が好きだったので、初ゼミでは日本近代外交史を選んだり、総合科目では中国外交史の講義を取ったりしていました。めっちゃ文系ですね。

 

1年夏休み「何って、ネットのオタクが集まってきただけだが…?」

1年生の夏休みは、自分の周りに変なオタクが集まるようになってきた転機といえるかもしれません。原因としては、以下の3つが考えられます。

 

① 東大きらら同好会とかいう変なコミュニティに入ることになった

Twitterの東大生オタクとの交友関係が広がってしまった(原因:おねがい東大)

 

③ ブログを書くようになり、それがなぜか割と読まれてしまった(例:わが子を確実に東大に合格させるライフハック

miyako-lolita.hatenablog.com

 

終わりの始まりです。

 

 

学業面では、この時期にプログラミングを始めました

それまでコードを書いた経験が全くなかったので、Pythonの文法を勉強するところからやる必要があり、AOJのITP1を8月末から解き始めたのを覚えています。

judge.u-aizu.ac.jp

 

9月からAtCoderでコンテスト(ABC)に参加するようになりましたが、10月の初めには灰色から茶色に上がることができて、嬉しかったです。

 

ただ、このころはまだ全然進路は経済学部のつもりだったので、夏休みは

 ・神取『ミクロ経済学の力』

 ・マンキュー『マクロ経済学

あたりの本を読んでいました。まだまだ文系ですね。

 

1A「何って、オタクと最悪の悪ノリをしただけだが…?」

1Aは、自分の進路を決定したイベントともいえるスポ身がありました。いや、スポ身に進路決められるって意味わからないですけど。

スポ身のクラスが東大内異常集団筆頭であるところの理ロシ(理系ロシア語選択)と同じであり、そのためスポ身のサイエンス(別名:プペル)では多くの理ロシのオタクと交流が生えました。ここで理系の友人が大量に発生したことが重要になってくるわけですね~。

ちなみにスポ身ではふざけすぎて、逆評定に「×理ロシがいた。」と書かれました。自分は文チャイ(文系中国語選択)なので関係ないですが。

 

×理ロシがいた。

こんなことをしました(思い出)。

 

学業としては、1Sに比べると理系色がかなり強くなりました。

具体的には、「計算機プログラミング」や「記号論理学」などの講義を取り、特に計算機プログラミングは激ムズAtCoder過去問などを課題で解かされたので、非常に大変でした。優だったけど。

ただ、依然として経済と歴史に興味があったので、「経済政策」や「近現代史」などにも同じくらいの熱量で取り組んでました。

文理両方って感じです。

 

成績はこんな感じになりました。

 優上:10単位

 優 :14単位

 良 :1単位

 他 :なし

計25単位でした。

1Sに比べると、体調が回復したので割と成績が良くなりましたね。

 

あと、夏休みに始めたプログラミングについては、

 8月末:プログラミングを始める

 9/11  :初めてコンテストに出る

 10/2  :AtCoder茶色になる

 10/23:AtCoder緑色になる

 1/8    :AtCoder水色になる

みたいな感じで、かなり上達しました。

なんか普通に早すぎて、見返してビビってます。なろう系すぎるだろ。

ただ、水色になって満足してしまったので、プログラミングをしていた期間が4か月しかなく、もうちょっと頑張ればよかったなぁと今になって思います。

 

詳しい経緯はこちらの記事を読んでください。

miyako-lolita.hatenablog.com

 

 

1年春休み「何って、某-BASEに入っただけだが…?」

経済学部に行くつもりだった、当時の自分。

噂として、経済学部は暇だと聞いていたので、何か時間を有効活用できる活動がないかを探し始めました。

 

で、東大前期課程で1番でっかい学生メディアこと、UT-BASEに入りました。

ut-base.info

 

「暇だから」という理由で入る団体じゃないと思うので、正直意味がわからないです

 

ただ、圧倒的に向いていたとは思います。

情報収集オタクだったので、学生にとって必要な学内の情報で知らないものは誇張抜きでほとんどありませんでしたし、情報発信も得意でした。

 

例えば、個人的にYouTubeにこんな動画あげたりしてたわけですし。

(ありがたいことに非常に好評で、こんなニッチな動画なのに2400再生以上)

 

youtu.be

 

そんなこんなで、UT-BASEのTwitterの中身を担当しつつ、主に履修・進振りあたりの学務情報コンテンツも担当していました。

これを読んでる2021年度入学以降の東大生がいたら、結構使ってくれたことがあるんじゃないかと思います。

 

このUT-BASE内での活動は2022年3月から2023年9月まで関わっていました。

「暇だから」という薄い理由で入った団体ですが、非常に雰囲気も良く、悪い意味で意識高い団体でもなかったため、インターネット以外に身を寄せるコミュニティとして、良い居場所だったなと思います。

ちなみに、UT-BASEは新メンバー募集とかやってるので、興味ある東大生は気軽に凸ると良いと思います。自分は特にコネとかなしに凸りましたし、自分みたいなインターネット生存オタクでも非常に楽しくやれたので、ぜひ。

 

1年の春休みは、このUT-BASEの活動の密度が高すぎて他のこと覚えてないです。

キラキラ大学生期間ですね。

 

 

2S「何って、急に理転を決意しただけだが…?」

2Sを一言で表せば、「理転することにした」です。

その理由については、別の記事で書いたのでそちらを参照してください。

miyako-lolita.hatenablog.com

 

あえて特筆すべきことがあるとすれば、2Sでは理系科目と主題科目を大量に履修しました。そこで色々と理系のお勉強をするのが楽しかったこと、思ったより自分が理系適正高いことに気付いたことは大きかったと思います。

特に、「統計データ解析Ⅱ」「サイバネティクス入門」は非常に楽しかったです。おすすめ講義としてあげておきますね。

これを読んでいる前期課程の文科生がいれば、どうせ2Sは暇なので理系科目と主題科目を大量に取って、普段やらないことを体験してみると良いと思います。

 

もう1つの2S激ヤバキモキモポイントとして、中国語があげられます。

それまで必修でしか中国語をやっていなかったのに、急に中級の中国語科目を8単位受けました。セルフTLPですね。

「初級インテを受けてないのに、中級インテを受け始めるなんて奇妙だね!」みたいなことを教員から言われた気がします。

そして、せっかくなので中国語の検定試験を受けようと思って、HSK4級を受けました。

受かりました。嬉しいね。

 

 

進路の話に戻りましょう。

理転することは決めましたが、どこに行くかは悩みました。

 

学科の決め方としては、

 ・見ててワクワクするところだけを候補にする

 ・思想が合うところだけを候補にする

の2点で絞り、候補が

 ① シスB

 ② シスC

 ③ 計数

 ④ 電情

の4つになりました。成績は良かったので、点数の関係で諦める必要がなかったのは良かったと思います。

 

ここから、最終的には勘で決めました。

モデリングとシミュレーションが好きで、役に立つことをしたかったので、シスBを選びました。特に後悔してないので、これで良かったんだと思います。底点が高いところに行くのが必ずしも正しいとは限りません。むしろ、勘が1番正しいことが多いように感じられます。

1番ワクワクするところに行けば良いんじゃないかと思います。

 

 

2Sの成績は

 優上:10単位

 優 :6単位

 合格:12単位(全て主題科目)

 他 :なし

計28単位でした。

成績良いですね。

 

最終的に前期課程では、基本平均点が87点くらいで、GPAが4.011とかでした。

 

 

前編おわり

いかがでしたか?

ここまで前期課程時代の振り返りをしてきましたが、結局俺ってなんなんですかね。

意味がわからなかったです。

みなさんは意味わかりましたか?

ここまでお読みいただきありがとうございました。

次は後編(シス創時代)でお会いしましょう。